クロスの下地である石膏ボードは大工さんが一定のピッチでビス留めしてます。
そのビスの穴をパテで埋めてくのもクロス屋の仕事ですが、実はこの作業はやってもやらなくても仕上がりに影響がでないことが大半です。
なので工期が短く、安請け負いの現場などは目地にだけしっかりパテをうちビス穴は埋めずに貼るクロス屋さんが普通にいます。
ただ影響はでないといっても、ジョイント部分に穴がくると凹みます。
また、その時は良くても年数が経ってからクロスを貼り替えた時その材料次第でパテ穴が全部仕上がりに出るなんて事もあるのです。
なのでヒカルクロスでは、その時のクロスが厚くてもビス穴にはパテを埋めます。
理由は上に書いた通りですが
これはお客様が工程を見た時にちゃんとやってくれてると安心して貰うためでもあります。
職人って機械でないので何より人に信頼される事が重要だと僕は思います。
当たり前ですがお客さまは、この工事に何十万、何百万、何千万というお金をだして発注しているというのを忘れてはいけないですよね。
